美容鍼で理想的な皮膚温32℃に

体温は高い方が良いのは周知の事実だと思いますが、顔の皮膚温は32℃が理想だとご存知でしょうか？
肌は排泄器官なので汗をかいて温度をコントールするのですが特に顔は汗をかきにくいという方も多く顔に熱がこもると赤味、火照りにつながります。結果肌は乾燥しやすく荒れやすくなります。最近では顔の皮膚温度が高いと老化に繋がると言う事実も。
マスク荒れもこの状態、最近肌の調子が悪い方チェックしてみてください。皮膚温が上がりすぎて肌荒れしているかもしれません。

・汗をかきにくい
・顔から汗が出ない
・顔が火照る、赤味がでやすい
・のぼせやすい
・手足が冷たい
・唇や舌の赤味が強い
・マスクをし出してからニキビが出来やすい、乾燥しやすいなど肌荒れが加速した
・夏にシミやシワが増えた
・お風呂上りなかなか顔の赤みが引かない
　
当てはまる項目が多ければ多い程お顔の皮膚温度が高い可能性があります。

◆顔の熱+湿度➡ニキビ・オイリー・毛穴の開き
◆顔の熱が上昇➡乾燥・敏感
◆長時間の熱のダメージ➡シミやシワの老化
など、パターンは様々ですが顔の熱を取ることは出来るのでケアの方法をご紹介します。

ただ冷やせば良いのではなく、血流が悪いのはNGなので「頭寒足熱」がベストです。
手足が冷えるとかえってのぼせます。
そして汗をかける体質づくりも必要で、汗は訓練すればかけるようになります。
肌の表面で汗腺から出る汗と皮脂腺から出る皮脂が乳化して皮脂膜をつくり肌を外敵からガードしているので、発汗しなければ乾燥は加速します。
サロンでは、汗がかけない方は美容鍼やフェイシャルコースの前に「よもぎ蒸し」をしていらっしゃいます。

鍼は血流促進の効果に加え、籠った熱を取り去るのも得意なんです。
また、ツボには「清熱」と言って熱を散らしてくれるツボで熱のコントロールをすることが出来ます。
代表的で分かりやすいツボは「百会」
頭のてっぺん中央にあり、顔がのぼせたらボールペンの先や楊枝を数本ゴムで束ね、百会をトントン刺激するのがおすすめです。

マグリアのフェイシャル美容鍼の仕上げは鎮静・クーリングの「モイストシェイクパック」火照った皮膚温をぐっと下げる冷たいマスクです。
フェイシャルや美容鍼は血行を促進して血流を上げます。乾燥やくすみ特に老化トラブルは毛細血管まで血液が巡っていない血流障害が原因なので、血流を改善することがまずは大切。またニキビやオイリー肌も、毛穴に溜まった皮脂や老化角質をしっかりオフするには血流アップ不可欠。美肌になる為には血流促進は必須ですが毛穴が開いたまま終了してしまうと、かえって乾燥したりオイリーに傾いてしまうので仕上げにクーリングは絶対不可欠なのです。

皮膚が薄く赤味が出やすい私は子供の頃からすぐに顔が赤くなり恥ずかしかった思い出があります。長いサウナ歴のお陰で赤味が引くようにはなりましたが、皆さんと比べれば赤味が出やすい肌質なので鎮静の為のシカケアはいざというときの保険的コスメです。3年以上前に韓国で出会ってからリピートしています。
上の写真は韓国コスメ「アイソイ」のCICAGOシカスピーディーカーミングパッド。丸いガーゼのパッドにシカ成分がたっぷり、気になる箇所に貼り付けて鎮静します。
シカ成分とは、ハーブのツボクサ。高い鎮静効果があり韓国では定番の美容成分です。
※サウナは水風呂で血管を一気に収縮させないとかえって赤みが加速しますのでご注意を。