今日11/7は「立冬」暦でこの日が冬の始まり、そして2/2( 立春の前日)までが暦上の冬です。
漢方はこの暦をベースに養生しますので、実際の気候より季節を先取りしている暦に合わせてケアを始めると手遅れになりません。
秋は乾燥を防ぎ潤いを保ちましょうと以前にブログに書きましたが、この潤いを冬には閉じ込める、熱を逃がさないようにして乾燥と冷えを防ぎます。
そして今年はマスクをしてのぼせにも要注意なので「頭寒足熱」は基本です。
黒い食べ物で冷やさない
冬に向かって寒くなって来ると気力に体力が低下しますが、それは腎が弱って来るからです。腎の働きを高めてくれるのが黒い食材。
黒ごま、海藻類(ひじき、わかめ、もずく、海苔など)、味噌、醤油、きのこ、あさり、めざし、黒豆、黒米など
塩気で身体を温める
そして腎は体内の水分をコントロールするので冷えるとトイレが近くなるのも腎の働きが落ちているせいです。
塩分は身体を温める作用があります。冬に弱る腎と膀胱の機能を補い体内の水分代謝を調節しますので適度な塩分を摂ることをお勧めします。
冬こそみそ汁や鍋は体を温めて塩気も採れるので理想的な汁物。北海道の石狩鍋や韓国のテンジャンチゲなど、寒い国ならではの味噌を使った鍋は理にかなってます。
写真のチゲは私がよく作る納豆と豆腐が入っている韓国のチョングッチャンチゲ風、納豆と味噌を早めに投入して煮込むのがポイントです。納豆、豆腐が入っているのでヘルシーで高タンパクで温まりますし手軽作れます。野菜は冷蔵庫にある物で大丈夫。この日はしいたけ、玉ねぎ、葱、ズッキーニです。
自宅も冬支度
今年はお部屋の冬支度を先取りして行いました。まずはこたつ。去年はオイルヒーターで過ごしたのですが、思いのほか電気代が高かった。そして今年はおうち時間も増えるしやはり猫はこたつが好きなので出してしまいました。最近のこたつ布団はとてもお洒落で高機能。ニトリで一昨年購入しましたが、熱を逃がさなく肌触りも良いので今年も使います。
そして身体と顔の肌の乾燥対策、花粉症対策にも湿度60%キープ。先日花粉症が酷くなった日は室内の湿度が45%でした!慌てて加湿器準備しました。
お風呂に入るときは浴室の壁面を綺麗に洗って清潔にしてから、精油を数滴湯船に垂らし熱めのお湯をシャワーで壁面にぶつけてからお湯を溜めてスチーム風呂を作っています。
我家は猫がいるのでお部屋ではアロマが焚けないので、バスルームで楽しんでいます。以前ご紹介したイランイランの香りの「宮オイル」を使っていますが、残念ながらサロンでは販売が出来なくなっってしまいました。女性ホルモンを高めるのでいつもこの香りに包まれていたい程。宮オイルの代わりにバスタイムに使うならイランイランの精油が良いかと思います。
「生活の木」は精油の量が選択して購入できるので書いやすいと思いますので、リンクを貼っておきます。
生活の木のオンラインサイトはこちらから
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https://onlineshop.treeoflife.co.jp/ec/pro/disp/1/084493030
秋の深まりと冬を感じ始める季節ですが、今年はコロナに負けない為にも早めの冷え乾燥対策を始めましょう。