韓国料理に欠かせないえごまの葉。韓国で出会ってから大好きになりおうち韓国料理のときによく使いますが、日本ではあまり食べられていないですよね。韓国では焼き肉には欠かせない葉野菜。他にも色々なメニューに入っていて臭みや脂っこさを消してくれる野菜ですが、身体にもとっても良いんです。
⚫︎えごまの葉は薬膳的には血や腎を補い胃をすこやかに保ちます。温性の野菜なので例えば体を冷やす夏野菜きゅうりなど一緒に摂ると体を冷やし過ぎません。
⚫︎効能:抗アレルギー・抗酸化・がん予防効果
⚫︎栄養素:カルシウム・鉄・ビタミンA・ビタミンB1、B2・ビタミンC・ロスマリン酸など
ちなみにエゴマの葉と実では効能が少し違います。実から摂れるエゴマオイルはオメガ3オイルとして最近ではマヨネーズなどにも使われていますが、体内では作れないαリノレン酸を含み血液をサラサラにします。
えごまの葉とパクチーは似たような野菜だと私は思っていまして、最初は癖が強すぎて食べれないのですが、何度か口にしているうちにいきなり美味しがやってくる!臭みや脂っぽさを中和して味が爽やかになりさっぱりと頂けるので食べ出したら止まらない。好き過ぎる人も多い2大野菜かなと思ってます。
最近無償に食べたくて作ってからすっかりはまっているツナとエゴマのキンパ。韓国の巻き寿司なんですがご飯に塩とゴマ油で味付けをして作るので材料さえあれば直ぐに作れちゃいます。えごまの葉はツナとも凄く相性が良いので韓国でキンパを頂くときは必ず頼んでいたものです。
うちで作るときはご飯は白米より発芽玄米が好きです。ご飯がべたつないので海苔の上にご飯を敷き詰めやすいですし何より栄養価が高いのでとってもおすすめです。この日は具はツナをマヨネーズで和えたもの、えごま、きゅうり、たくあん、にんじん(千切りしてゴマ油で軽く炒めすりごまをふったもの)
またある日はツナが足りなかったので、プラス卵焼きをいれたもの。たくあんの替わりにゴボウの漬物。
そして韓国では焼肉以外もえごまの葉で巻いて頂きます。こちらはソウルのお店、イイダコと豚バラ肉の辛炒めは凄く辛いお料理なんですがえごまの葉で巻くと辛さが和らいで癖になる味です。
釜山のチャガルチ市場で頂いたお刺身。醤油わさびもありますが、酢コチジャンにつけてえごまの葉で巻きます。
昔刺身をコチジャンで頂くなんて邪道だと思っていましたが今では大好き、自宅でもよくやります。白身のお刺身がおすすめです。
エゴマの葉最近ではスーパーでも売っていますし、これから6月〜旬を迎えるお野菜、お手頃価格で出回ると思いますので是非お試し下さい。群馬県にお住まいの方この辺りでは片品村が産地なのでこのエリアの道の駅に寄られることがあれば買ってみてください。お値段もお安く量も沢山入っていて新鮮です。ゴールデンウィーク中に買いに行きたい!と思っています。