関東地方も梅雨入り、不快指数が上がり体も肌も不調に陥りやすい原因の高湿度、体がなんとなく怠いと言う方も多いのですが。東洋医学では「舌診」で体調を診断するのですが、梅雨期に多い不調は簡単に舌でチェックできます。朝起きたらまずは舌をチェックしてみてください。
セルフ舌診法は?
正常な舌は全体が薄いピンク色(淡赤色)で適度な潤いがあり舌の上にはうっすら白い苔が載っています。(舌の色が透ける程度)
◼️不調レベル1 胖大舌(はんだいぜつ)
舌がぼてっと膨張していて大きく厚みがあります。水分代謝が悪く体内に余分な水分が溜まっている状態なのでむくんでいる証拠です。更に「気虚」の症状、体が疲れやすい・倦怠感や冷え・食欲不振などが加わると「歯痕舌」が現われます。
◼️不調レベル2 膩苔(じたい)厚苔(こうたい)
舌に白い苔がたっぷり溜まっている状態、レベル1の水毒の状態が長く続くと「痰湿」や「痰飲」と言って余分なものが溜まりすぎる状態になります。食べ過ぎで消化しきれなかったり、冷たいものを摂り過ぎることが原因です。
◼️不調レベル3 黄苔(おうたい)
※ウェザーニューズ様から画像をお借りしました(上写真も含む)
苔が黄色〜褐色に付いている状態
更に症状が悪化すると湿度に熱が加わり「湿熱」の状態になると黄色の苔が溜まります。痰飲、痰湿が更に酷くなっています。健康を害する病気の原因にもつながりますのですぐにでも食生活の見直しが必要です。
解消法は?
梅雨時には特に気をつけたいのがこの2つ
■暴飲暴食、夜の遅い食事は控える
脂っこい食事や冷たいものの取り過ぎは、「痰飲」「痰飲」の原因になり余分なものを溜め込みやすくなります。アイスや冷たい飲み物の摂りすぎは要注意です。
■夜はバスタイムで適度に発汗して浮腫を解消する。蒸し暑いからとシャワーで済ませず毎晩湯舟に浸かりましょう。継続するとしないでは全然違います。
蒸し暑いとアウトバスで汗がなかなかひかないと清涼感がなくてサッパリしないので夏用入浴剤はオススメです。
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6/1限定発売ですでにオンラインでは販売が終了していますが、発売日をすっかり忘れていて気付けば1週間ほど経ってしまっていましたが店頭で無事に購入したものですでに売り切れのお店も多いかもしれませんが。(タイミング遅くてすみません)
まだ始まったばかりの梅雨、最近ではゲリラ豪雨などで不安定な季節ですが、不調を乗り切るために舌チェック活用してみて下さい。