お灸の温感がベストだと効果もアップします
暑さ寒さも彼岸までと言いますが今日はぐっと気温が下がり肌寒い陽気になりました。前回お灸をお勧めしましたが、お灸自体なかなか目にする機会もないと思うので詳しくご紹介します。
▶︎前回の記事はコチラ◀︎
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サロンで治療に使っているお灸は山正の「長生灸」です。(セルフ灸のご用意もございます)
柔らかな温熱とお灸本来の心地よい刺激でセルフ灸としても使いやすい本格的なお灸です。シール付き台座に並んでいるのでゴミが少なく、お灸を台座から取り外すだけで簡単に肌に貼り付けれます。
ハード・レギュラー・ライト・ソフトの4タイプがあり温度がそれぞれ違います。
温度の感じ方は個人差がかなりありますので、実際にサロンで体感して頂き適正な温度を選んでいただけるのがベターですが、遠方でご来店が難しい方もいらっしゃるので温度の選択の基準も含めてご説明します。
お灸は熱が肌に伝わってくると最初はじんわりと温かく、ジンジンと刺激を感じます。ジンジン、ピリピリと感じる刺激は感じて頂けると冷えには効き目があるのですが火傷しそうで怖いのでその前に外してしまうものです。ギリギリの温感をキープ出来る域に達するには回数をこなさないと難しいので可能なら1回だけでもお灸を受けにいらしていただくとコツがつかめますよ!
ハードタイプ
1番温度熱めのタイプでセルフには向きません。治療として極端に冷えている箇所や体質の方に使います。
レギュラータイプ
2番目に熱いタイプです。冷えが酷い方や酷い時によく使います。セルフでは冬場にはお勧めしますが、熱さに敏感な方は避けた方が良いです。また、お灸に慣れ熱に強い方には好まれるタイプです。
ライトタイプ
セルフ、治療共に1番良く使うタイプの温感で、初めてお灸をするならこちらを私はオススメします。(メーカーもコチラをおすすめしてます)
サロンでは取り扱いがありませんが、ソフトタイプがありまして1番低温です。かなりぬるめの温感で私的には物足りないのと、お灸を使う方は100%冷えの方なのでサロンにはございません。
気を付けることは
■火を使うのでどのタイプでも火傷になる可能性があるので、温度は慎重に選択してください。心配な場合は低温のものから試すのをお勧めします。
■こんな時は使用は避ける。
発熱時・皮膚に傷や炎症がある部分・発汗してる皮膚・入浴前後1時間・お酒を飲んだ後・
皮膚が濡れていると水泡になりやすいのでよく乾かしてから使用・体調が低下、すぐれない時
■お灸はよもぎが原料なのでよもぎアレルギーがある方は使えません。
■お灸の前後は皮膚を消毒する。
◼️灸あたりと言う言葉があります。湯あたりと同じで、血流が良くなりすぎて倦怠感が出ることがありますので、やり過ぎは禁物です。
これからお灸がとっても気持ち良い季節です。副交感神経が優位になるので寝付きの悪い方にも、是非試してみてはいかがでしょうか?まだまだ書ききれないお灸のこと、また改めてご紹介します。
〜〜秋冬の温活にセルフ灸とともに「温宮茶」人気です♪是非お試しください。